コラム

 公開日: 2012-05-15 

広島 中古マンション購入 リフォーム ⑭ 「電気容量、給湯器、給配水管、エアコンもチェック」

マンションの「専有部分」はリフォームできますが、「共用部分」は勝手にリフォームできません。マンションリフォームのできるできないはこちらから確認してみてください。

http://mbp-hiroshima.com/reform/column/4158/

その他の細かい部分でのチェックポイントは、

●分電盤

電気容量を増やしたい場合は分電盤を見ます。電気製品は年々増えてきます。最低でもメインブレーカーが40Aないとしんどいでしょう。できれば50A以上欲しいところです。

また、単層3線式かどうかを確認しましょう。単層2線式だと100V30Aしか使えません。最近ではエアコンやIHヒーターなど200Vの器具も増えており、30Aでは使うことができないからです。見分け方は、ブレーカーから、赤、白、黒3本の電線が出ているかどうか。また、電気メーターに「単層3線式」とあればOKです。わからなければ、リフォーム会社さんに聞けばすぐにわかります。

分電盤を換えるとブレーカーのアンペアを上げることは可能ですが、マンションの場合共同で電気配線を使っており、全体の電気容量が決まっています。増やしたい場合は管理組合などに確認する必要があります。

●給湯器

主にガス給湯器と電気温水器があります。また、設置場所も、浴室内、屋内、屋外、パイプスペース内と年代によって様々な場所についていますので確認しましょう。

ガス給湯器は大半が屋外の壁掛けタイプで電気温水器の場合は屋内に設置されている場合がほとんどです。古いマンションでは、浴室横に設置するバランス釜タイプがあります。浴槽が狭くなり、最近ではホールインワンタイプと言って開口部を利用して外に設置するタイプもあり浴槽を広げることもできます。

また、古いマンションで屋内についているものもあります。屋外に強制排気するタイプで交換も可能ですが場所を移動するなど難しいケースもあります。

電気温水器を新しいものに取り換えることはできます。ただ、最近のエコキュートなどは設置スペースの問題などで難しいケースがほとんどです。また、よく質問があるのが電気温水器からガス給湯器に取り換えられるかどうかですが、ガス配管の問題や、外壁に新たに穴をあけることが必要になってくることから難しいケースが大半です。管理組合に確認してみてください。

また、16号から24号(浴室給湯専用から2~3か所同時給湯OK)へなど、給湯器の号数を上げることもガス共用配管の問題と屋外パイプスペース扉の問題で難しいケースがありますので確認してみてください。

●給排水管

最近のマンションでは給配水管の耐久性も高く、メンテナンスもしやすくなっています。しかし、築20年以上のマンションであれば、給配水管の交換を検討したほうが良いでしょう。痛み具合を簡単に見分けるには、蛇口をひねってみて出る水がにごっていたり、排水の流れが悪かったりするなら細かな点検が必要です。異臭がする場合がありますが、それは大半が水をしばらく流していないため封水が切れている場合があります。

給配水管を取り替える場合は、内装工事が必要となってくるので、設備機器と内装を含めた交換を検討してください。古いマンションでは「スラブ下配管」といって下の階に配水管が通っているものもあり、交換が難しいケースもあります。

●換気扇

シックハウス規制法が施工されてから24時間換気が主流ですが、それまでは法規制が無く、換気扇のある場所はキッチン、浴室、トイレでした。古いマンションではそれすらないところもありました。難しいのは「新たな場所につける」ことです。共用部分の外壁に穴を開けることや、ダクトを通すときに梁が邪魔をして削ると言うことができないため新たな場所への設置が難しくなります。

トイレ、洗面に新たに取り付けする場合は、「親子扇」や「中間ダクトファン」などを使って、排気口は1箇所でも各箇所に換気扇を付けることは可能です。また、古いマンションではキッチンの換気扇に「プロペラファン」がついていることもあります。最近のキッチンはダクト排気の「シロッコファン」が多く、排気の位置が変わるので気をつけてください。

●エアコン

古いマンションで問題になるのがエアコンでしょう。昔は全室にエアコンを置くことを想定していないケースが多くあります。リビングには設置できても共用廊下側に想定していないのです。設置する場合の問題として「スリーブ(配管穴)がない」「室外機を置く場所が無い」「コンセントが無い」ということ。

コンセントは容量さえ足りれば設置は可能です。室外機に関してもマルチエアコンを使えば室外機1台で対応も可能です。問題はスリーブと冷媒管の配管経路です。これも管理組合に必ず確認してください。

以上細かなところもポイントとしてあげましたが、かなり専門的な見分け方が多く、不動産業者さんだけではわかりにくいところもあります。必ずリフォーム業者立会いの下確認をしてください。

この記事を書いたプロ

株式会社 マエダハウジング [ホームページ]

宅地建物取引士 前田政登己

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