コラム

2013-04-19

広島 住宅 (ブランドについて)

日本人ほどブランドの好きな民族はいないと聞きます。

 (最近では、中国の成金の方が上とも聞きますが・・・)


建築の世界も、大きなビルは大手建設会社の設計施工、



あるいは、設計は大手設計会社で、



工事はスーパーゼネコンと言う流れが多いと思います。





住宅においては、圧倒的大多数の物件が、



有名(宣伝に金を掛ける)ハウスメーカーに流れていく傾向は否めないところです。





要するに、ブランドの力です。





日本人のブランド好きに対して、フランス人はブランドには拘らないで、



自分の目を信じて無名のモノでも選ぶと聞きます。





私の回りにいる人達のなかで、



ブランド大好きだったり、ブランドに頼るという人の、傾向を、分析すると、



そのことに、確固たる自信や信念や好みを持たない、



別の言葉でいうと、自分の見る目を信じられない人が多いという感じがします。


要するにフランス人と反対の人達です。





そういう人達は、身に付ける物も、道具も、酒の種類も、レストランも全てブランドで選ぶ。



勿論、自分の住む住宅だっらなお更のことです。








ある友人がいます。



立派な大学をでて、



ほぼ私と同時期に東京で修行をし、



郷里に帰って設計事務所を開いた。



ズーッと順調にやってきたけど、



ここ一二年全く仕事がなくなってしまったという。





そこで、私につぶやくのです!




人一倍勉強し、修行もし、苦労して国家試験も取り、独立後も切磋琢磨し、



時代に遅れない様情報入手も努力もしてきた、



自分に縁のあった物件には、誠心誠意心を込めて全力で当たってきた。




ここまでして、食えない職業が他にあるのだろうか???・・・・・と





私は適切な答えを出せずに言葉に詰まりました。





日本人が、ちゃんと、本物、自分に合ったもの、自分に有利なもの、を見抜く目を持たない限り、



ブランド、つまり宣伝を多くしたもの の天下が続くのでしょう。




そして、目の前に自分に一番ピッタリな相手がいても、



それに気付かず、安易に宣伝を信じて、あえて不利な方向に行ってしまう。





自分を守るために、チャンと自分の好みを自覚し、



最低限の知識や情報、ものを見抜く目を 持ちたいものです!








   (お前も、悔しかったらブランドになれば良いじゃないか!  と言う声も聞こえて来そうですが・・・・)








この記事を書いたプロ

永橋建築事務所 [ホームページ]

一級建築士 永橋越

広島県広島市中区中町4-22 [地図]
TEL:082-242-4022

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