コラム

2012-08-22

建築雑感(再) 116 (ブランド)

日本人ほどブランドの好きな民族はいないと聞きます。

 (最近では、中国の成金の方が上とも聞きますが・・・)


建築の世界も、大きなビルは大手建設会社の設計施工、



あるいは、設計は大手設計会社で、



工事はスーパーゼネコンと言う流れが多いと思います。





住宅においては、圧倒的大多数の物件が、



有名(宣伝に金を掛ける)ハウスメーカーに流れていく傾向は否めないところです。





要するに、ブランドの力です。





日本人のブランド好きに対して、フランス人はブランドには拘らないで、



自分の目を信じて無名のモノでも選ぶと聞きます。





私の回りにいる人達のなかで、



ブランド大好きだったり、ブランドに頼るという人の、傾向を、分析すると、



そのことに、確固たる自信や信念や好みを持たない、



別の言葉でいうと、自分の見る目を信じられない人が多いという感じがします。


要するにフランス人と反対の人達です。





そういう人達は、身に付ける物も、道具も、酒の種類も、レストランも全てブランドで選ぶ。



勿論、自分の住む住宅だっらなお更のことです。








ある友人がいます。



立派な大学をでて、



ほぼ私と同時期に東京で修行をし、



郷里に帰って設計事務所を開いた。



ズーッと順調にやってきたけど、



ここ一二年全く仕事がなくなってしまったという。





そこで、私につぶやくのです!




人一倍勉強し、修行もし、苦労して国家試験も取り、独立後も切磋琢磨し、



時代に遅れない様情報入手も努力もしてきた、



自分に縁のあった物件には、誠心誠意心を込めて全力で当たってきた。




ここまでして、食えない職業が他にあるのだろうか???・・・・・と





私は適切な答えを出せずに言葉に詰まりました。





日本人が、ちゃんと、本物、自分に合ったもの、自分に有利なもの、を見抜く目を持たない限り、



ブランド、つまり宣伝を多くしたもの の天下が続くのでしょう。




そして、目の前に自分に一番ピッタリな相手がいても、



それに気付かず、安易に宣伝を信じて、あえて不利な方向に行ってしまう。





自分を守るために、チャンと自分の好みを自覚し、



最低限の知識や情報、ものを見抜く目を 持ちたいものです!








   (お前も、悔しかったらブランドになれば良いじゃないか!  と言う声も聞こえて来そうですが・・・・)








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