コラム

 公開日: 2015-11-20 

マンションリノベとフローリング

空間の雰囲気をつくる部材としてフローリングの役割はとても大切です。
ですが、マンション=集合住宅という特性上、何も考えずにどんなフローリングを貼っても良い訳ではありません。
そこで工房住空間がお勧めするフローリング施工法は2パターンです。

1. 高級銘木厚単板直貼り遮音フローリング(L45等級)

多くの既存中古マンションには新築時に直貼り遮音フローリングが施工されています。この既存のフローリングを土間スラブからそぎ取り、高級銘木厚単板直貼り遮音フローリングにそのまま貼り替えます。
このフローリングは多くの工務店が一般的に使用する幅303ミリ長さ910ミリの一本溝薄単板(厚0.03~0.1)マンションフローリングや特殊強化木目フィルムフローリングとは違い銘木1.5ミリという厚単板が表面に貼ってあるので、仕上げの上質感は無垢材と同じかそれ以上。
しかも既存と同じ施工方法なので入居後の階下入居者からの音のクレームもかわせるというメリットがあるます。
オーク複合フローリング

2. 乾式遮音二重床+無垢(又は厚単板複合)フローリング

マンションに自然素材を取り入れる、無機質なコンクリートの塊で囲まれるマンションだからこそそれは重要な事だと私ども工房住空間は考えます。
通常の無垢フローリングはコンクリートに直接貼る事が出来ませんし、マンションのリフォーム規約に必ずといっていいほど記載されている「フローリング貼り替えは遮音等級L45又はそれ以上とする」という条件に該当する性能を単独では持っていません。

そこで無垢フローリングの下に乾式遮音二重床というL45等級の下地を組んでその上に無垢フローリングを釘と接着剤併用で施工します。 この工法でお客様に了承しておいて頂く点が一点あります。 もともとが乾式遮音二重床で施工してあるマンションなら良いのですが、もとが直貼りフローリングの物件だと新規に床下地を組むので、その下地の厚み分床高が高くなる、つまりは天井高が低くなります。 最低でも8センチほど天井高が低くなります。

この8センチという寸法が気になるか気にならないかというと私は特に気になりません。過去のお客様からの声も当初は天井高が低くなることに不安があったが実際出来上がってみると全然違和感がありませんという声がすべてです。
高さの事を除けば乾式遮音二重床はコンクリート直貼りフローリングよりも踏み心地が柔らかいので足が疲れないし足元が暖かいというメリットがあります。

また、柔らかいという事でお年寄りがつまづいても安心です。 コスト面では床下地の工事費用とフローリング貼りの工事費用がダブルでかかります。 もちろんもともとが乾式遮音二重床が施工してある物件であれば仕上げのフローリングのみ貼り替えをするだけでも大丈夫な物件もあります。

二重床の施工で注意する点がもう一点あります。
下の画像でわかりますが二重床は土間スラブと下地パネルの間に空間(空気層)ができます。時としてこの空気層が歩行時の音の振動を増幅させて実際の音以上の音を下階に伝えてしまうことがあります。
ですので、工房住空間で床下地を施工する場合はその現象を抑える独自の工夫を施した施工方法をとらせていただいています。
シンプルに二重床を組むよりは多少コストがかかりますが、現象を気にして日々の生活で近隣の方々に気を使いながら暮らしていかなければならない事を考えれば安いものだと思います。

乾式遮音二重床イメージ

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 最後までコラムをお読みいただきありがとうございます。
マンションのリフォームやリノベーションでは、完成イメージのご要望は同じでも、物件毎に様々なクリアすべき問題や使える工法が違ってきます。うちの場合はどうなのか?費用面はどうなのか?など、もっと詳しくお知りになりたい方はお電話か問い合わせフォームでご連絡ください。まずはお話だけでも構いませんよ。

この記事を書いたプロ

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