コラム

2015-12-05

広島の弁護士・江さんの何でも法律相談「過払い金請求できるかどうか知りたい」

2015/11/30(月)15:30頃~FMちゅーピー(76.6MHz)
「なやみよまるく~江さんの何でも法律相談」での、
OA内容をお届けします。(※内容を要約しております)
今回のテーマは、
「過払い金請求できるかどうか知りたい」

過払い 広島 弁護士

過払い金請求できるかどうか知りたい

Q: 今月は、借金や過払いをテーマに、みなさまから番組に寄せられました手紙やメールによるご相談に、法律の専門家であるお立場からお答えをいただきます。
 江さん、今日も、よろしくお願いします。

A: はい、よろしくお願いします。

Q: 今日のご相談は、31歳の男性からいただいたものです。

 「今月は、債務整理について番組でお話しをされているということを新聞で見ました。
 なかなか番組を聞くことができませんが、ここで流れた内容が、ウェブで確認できると聞いたので、メールをしました。
 20代半ばに、キャッシングに手を出していて、つい2年くらい前まで、返済に追われていました。
 なんとか完済することはできたのですが…。
 最近、テレビやラジオで頻繁に告知をしている「過払金返還請求」について、完済後でも取り戻せる可能性があると聞きました。
 僕のケースがその返還請求に該当するものか知りたいのですが、どうすればいいのでしょう?
 自分から消費者金融に確認しなければいけないのでしょうか?
 頻繁に督促を受けていたので、その会社とは連絡を取りたくないと思っているので、再びコンタクトをとらなければいけないなら、諦めようかとも思っています。
 でも、辛い思いもしたので、過払い金が発生しているのなら、取り戻したい気も。
 こんな状態でどうすれば良いのか、悩んでいます。
 是非、アドバイスをください。」

と言うご相談です。
 ご相談者のように、折角完済したのだから、もう終わりにしたい!と思っていらっしゃる方も少なくないかもしれませんね。
 今日は、「過払い金返還請求」について、おさらいも含め教えてください。

A: 相談者の方、あまり詳しく内容が書かれていないので、想像しながら、過払い金返還請求についてお話しましょうかね。
 まず、2年くらい前に完済ということですが、過払い金が発生しているかどうかは微妙です。
 というのも、平成22年6月、今から約5年前に、出資法が改正されていて、過払い金が発生しないような利息となっているからです。
 出資法改正前には「グレーゾーン」という違法だが罰則がない範囲があり、この部分の金利を取り戻すことが出来たのです。
 丸子さん、「グレーゾーン」について説明できますか?

Q: え~、、、利息制限法に規定されている金利の上限は年15%~20%。これに対して、法改正前の出資法に規定されていた上限金利は年29.2%、で、これを超えると罰則が課せられることになっていた。
 だから消費者金融の多くは、罰則のある年29.2%を超えないように、すれすれのところで金利を設定していた。
 利息制限法の上限金利と改正前の出資法の上限金利の間が、いわゆる「グレーゾーン」。
 江さん、これでどうですか!

A: すばらしい、よく分かってきましたね。
 今、丸子さんが教えてくれたように、要は、返済をしている期間にグレーゾーンの部分がどのくらいあったかによって、過払い金が発生するか否かを判断します。
 これはケースバイケースなので、一概に何年以上取引があれば必ず過払い金が発生するとはいえません。

Q: なるほど、ではやはり、メールの情報だけでははっきり申しあげられませんね。
 では、過払い金が発生しているとして、「過払い金返還請求」には、時効がありましたが、これについてはまだ大丈夫そうですね。

A: そうですね。
 これについても丸子さん、説明できそうですが、ここは私が。
 「過払い金返還請求」には時効があり、消費者金融への最後の支払いが10年以内であれば、請求はできます。
 2年前に完済ということですから、請求はできますね。
 じゃぁあと8年以内は大丈夫かというと、そうではありません。
 今、世の中では「過払い金返還請求」が増えています。
 これにより、対象の消費者金融会社が多額の返還を要することになり、このため、資金繰りに困り、挙句の果てに、請求先の消費者金融が倒産するという事態が多発しています。
 ですから、もし過払い金が発生している場合には、早めに対処するよう、心がけてください。

Q: まずは、過払い金が発生しているか否かを調べなければなりませんね。
 相談者は、借り入れをしていた消費者金融をあまりよく思っていない節もありましたね。
 できればコンタクトを取りたくないということですが、どうやって過払い金の発生の有無を調べればいいでしょうか?

A: これはやはり、弁護士に相談・依頼をしていただくのがベストだと考えます。
 弁護士が手続きをする流れを簡単に紹介しておきましょうかね。
 まず、ご相談・ご依頼いただくと、債権の調査をし、これまでの取引経過を消費者金融から取り寄せます。
 次に利息制限法に基づき、正しい借金の額を計算し直します。これによって過払い金が発生していれば、消費者金融に対し請求し、交渉します。交渉が成立すれば、過払い金の返還を受けることができるというわけです。

Q: 交渉が成立しない…なんて場合もあるのでしょうか?

A: ないとは言えません。
 もし交渉が成立しなければ、「過払い金返還請求訴訟」を起こします。
 訴訟の中で和解がまとまれば、期日を定めて過払い金の返還を受けます。
 和解がまとまらなければ、判決を待つことになります。

Q: ここまでくると、やはり弁護士に依頼をした方がいいですね。
 個人でこれだけのことをやろうと思うと、並大抵ではありませんから。
 また、弁護士に依頼することによって、嫌な相手とコンタクトを取ったりする必要もないですしね。

A: そうですね。
 相手となる消費者金融もプロですからね。
 会社によっては取引当初からの明細を出してこなかったり、過払い金の返還に同意しないケースも実際あります。
 あの手この手に対応するには、やはり弁護士など、法律のプロに任せていただくのが近道だと思います。

Q: ただ、今回のご相談者のように、もしかしたら過払い金が発生していなくて、取り戻すものがなかった場合、弁護士に依頼することで損をすることはありませんか?

A: 当事務所では、債務整理に係るご相談は、何度でも無料となっています。
 現状を詳しく教えていただく中で、過払い金が発生しているか否かはおおよその検討がつきます。
 着手金もいりませんし、取り戻せなかった場合には、料金はかかりません。
 取り戻せた場合でも、返還金額の一部を報酬としていただきますので、相談・依頼をして、相談者が損をするということはまずありません。

Q: それなら安心して、相談できますね。

A: はい。
 ご安心ください。
 また、弁護士に依頼することのメリットとしては、万が一、依頼者が契約書や領収書を紛失していた場合でも、取引履歴を取り寄せ、問題を解決するなど、様々な手段で対応させていただけるということですかね。
 弁護士を頼っていただき、相談にだけでも来ていただけるといいと思います。

Q: 私も、そう思います。
 相談したから依頼しなければならないということはありません。
 だめでもともと…アドバイスをもらうくらいの気持ちで、是非、相談の予約を取ってみてはいかがでしょうか?
 それではここで、地元広島の山下江法律事務所のフリーダイヤルをお伝えしておきましょう。
 山下江法律事務所フリーダイヤルは0120-7834-09 0120-7834-09
 この番組名と同じ「なやみよまるく」と覚えてください。
 先ほども紹介しましたが、山下江法律事務所では、債務整理の相談については、無料で相談できます。
 この機会に、是非、お電話ください。
 また、今日の番組の内容は、まちの専門家をさがせるウェブサイト「マイベストプロ」でもご覧いただけます。
 今日は、「過払い金請求ができるかどうか知りたい」というメールに答えていただきました。
 江さん、今日はありがとうございました。


■次回のテーマ
「一般社団法人はなまる相続ができたと聞いたが」について
2015/12/7 15:30頃~ FMちゅーピー(76.6MHz)

■借金問題サイト「過払い金返還請求とは」

■バックナンバー(債務整理)
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「消費者金融からお金を取り戻せますか」 2011/6/13OA

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山下江法律事務所 [ホームページ]

弁護士 山下江

広島県広島市中区上八丁堀4-27 上八丁堀ビル703 [地図]
TEL:0120-7834-09

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