コラム

 公開日: 2015-05-26 

広島の弁護士・江さんの何でも法律相談「いわゆる『ブラックリスト』について教えて!」

2015/5/25(月)15:30頃~FMちゅーピー(76.6MHz)
「なやみよまるく~江さんの何でも法律相談」での、
OA内容をお届けします。(※内容を要約しております)
今回のテーマは、
「いわゆる『ブラックリスト』について教えて!」
ブラックリスト 広島 弁護士 相談

■いわゆる『ブラックリスト』について教えて!

Q: 今月は、「債務整理」をテーマに、みなさまから番組に寄せられました手紙やメールによるご相談に、法律の専門家であるお立場からお答えをいただきます。
 江さん、今日も、よろしくお願いします。

A: はい、よろしくお願いします。

Q: 今日は、36歳男性からのご相談です。
 「私は昨年結婚をし、現在妻と二人で暮らしています。
 この度、子どもを授かることができ、秋には家族が増える予定です。
 そんな中、先日、妻から、子どもも産まれるし、私たちもそう若くはないから、ローンが組める早いうちにマイホームを購入しよう。と提案されました。
 妻はとてもまじめな性格で、結婚相手の条件に、借金なし、ギャンブルはしない、タバコは吸わない。というものがありました。
 このうちどれかを破ったら、即、離婚だと…。
 これはまだ、妻には話していないのですが、先日、クレジットカードを作ろうとした時、審査が通らず、カードを作ることができませんでした。
 なぜ審査に落ちたのか、クレジット会社に聞いても、理由はお伝えできないことになっています。と教えてもらえませんでした。
 この時は、まぁいいか…と、やり過ごしましたが、マイホームともなると、ローンを組まざるを得なく、その時、ローンが組めないことが妻にバレたらどうしようと、日々、ドキドキしています。
 友達に相談したら、ブラックリストに載っているのではないか?と言われました。
 思い起こせば、20代の頃、カードを使いその支払いを長い間延滞していたことがありました。
 これだけでもブラックリストに載ってしまうのでしょうか?
 ブラックリストに自分が載っているのは調べられるのでしょうか?
 そもそもブラックリストとは、どのようなものなのでしょうか?」

という、ご質問です。
 奥さんにバレないようにしなくてはいけないのですね(笑)
 このメールからも、必死さが伺えて…この方、かなりまじめな男性のようですね。

A: マイホームの話が出る度に、ドキドキしているんでしょうね。
 その「ブラックリスト」について、本日はお話しましょうかね。
 「ブラックリスト」とは、一般的に『要注意人物を書いたリスト』として認識されています。
 銀行や、ローン会社等がお金を貸す時に、個人信用情報機関に登録されている、過去の事故情報のことをブラックリストと言っているだけです。

Q: 以前も「ブラックリスト」についてお話を伺いましたが、具体的には「ブラックリスト」というものがあるわけではない。ということでしたよね。

A: そうです。
 いわゆる民間の信用情報機関に登録されている債務者の借入・返済履歴のうち、「事故情報」と呼ばれる、クレジットカードで利用した代金を延滞、滞納した時の記録や自己破産、失跡など、返済に支障があった時の情報のことを指して「ブラックリスト」と呼んでいるだけです。

Q: 「信用情報機関」というのは、どのような機関でしたか?
 もう一度、教えてください。

A: 「信用情報機関」とは、クレジットカードの申込や金融機関への借入申込みがあったときに、他社での利用状況や過去に事故情報がないかを調べるために設けられた機関です。
 クレジットカード会社は、カード申込者が申込書に記入した事項だけでは、カードを発行していいかどうか判断できませんから、それを裏付ける正確な個人情報が必要になります。
 この時利用するのが、信用情報機関の顧客情報や債務情報になるんです。
 クレジットカードの申込があったときには、必ず、この信用情報機関のデータを照会して、カード発行の有無を判断するんです。

Q: そうですか。

A: 信用情報機関に登録されている情報は、氏名・生年月日・住所・電話番号・勤務先などの顧客情報、過去の利用履歴・返済金額・返済日などの債務情報、過去の延納や延滞などの事故情報の3つです。
 初めてカードを申込むと、信用情報機関に情報がありませんから、その際に申込書に記入した事項が登録される。というわけです。

Q: なるほど、カードなどを利用して、その支払いが遅延した場合にも、その情報が記録されていくということなんですね。

A: そうです。
 それらの情報が、先ほど話した「事故情報」なんです。
 現在、日本にはいくつかの信用情報機関があり、それぞれ業種によって、加盟している機関が分かれています。
 個人信用情報機関によって、多少の情報の違いがありますが、いわゆる「事故情報」と言われるものとは、支払いが延滞した、遅れた時から、それがどうなったかという全ての情報を指します。
 延滞発生から、その後どうなったか。
 つまり、どれくらい長期に延滞したかとか、延滞後入金はいつあったかとか、延滞回収の有無などが記録されているわけです。

Q: これが、いわゆる「ブラックリスト」に載っているという状況をさしているんですね。
 「ブラックリスト」に登録されるケースとしては、どのような場合があるのか、紹介していただけますか?

A: 一般的には破産や失跡の他に、3ヶ月以上返済しない場合、短期間にたびたび延滞を繰り返した場合も登録されることがあるようです。

Q: 「ブラックリストに載る」というと、ものすごく悪い印象を受けていましたが、この話を聞いて、意外にも身近な事故情報だな…と感じてしまいました。

A: たしかに、「ブラックリストに載る」状態になっても、普通に生活している分には全く影響はありません。
 影響してくる点といえば、
 「クレジットカードが使えない」
 「クレジットカードがしばらくの間、作れない」
 「ローンがしばらくできなくなる」
ということです。

Q: しばらく…ということは、時間が経てば「ブラックリスト」に登録された情報はなくなるということですか?

A: 「ブラックリスト」には、返済の延滞などの事故のあった日から5年~7年以内の記録が載ることになっていますから、期間を過ぎると、情報は自動的に消去されます。

Q: 自分の情報が、どのように掲載されているのか調べることは出来るのですか?

A: 個人情報はそれぞれの情報機関に郵送で申し込めば、回答をもらうことができます。
 信用情報機関に直接問い合わせれば、郵送料金に500円から1000円程度で開示してもらえます。
 いずれの信用情報機関も、申し込みの際は、本人確認のための身分証提示と申込書の提出が必要になりますが、一度自分の信用情報を閲覧してみるといいかもしれませんね。

Q: ご相談者は20代の頃、支払いを延滞したことがあるとのことですから、もしかしたら、その情報が事故情報となって、ブラックリストに載り、新たにカードを作ることができなかったのかもしれませんね。
 もしかしたら、もう、自動的に消去されている可能性もありますし…マイホームを購入することになって奥さんに疑いをかけられないように、一度、ご自分の信用情報を調べてみてはいかがでしょうか?
 今月は、「債務整理」について、江さんにいろいろと教えていただきました。
 山下江法律事務所では、債務整理の相談は何回でも無料とのことですので、聞いてみたいこと、困ったことがあれば、ぜひ相談してみてください。
 地元広島の山下江法律事務所、フリーダイヤルをお伝えしておきましょう。
 山下江法律事務所フリーダイヤルは0120-7834-09 0120-7834-09 
 この番組名と同じ「なやみよまるく」と覚えてください。
 江さん、今日はありがとうございました。


■次回のテーマ
「夫の死後に隠し子がいることが判明」について
2015/6/1 15:30頃~ FMちゅーピー(76.6MHz)

■山下江法律事務所 借金問題専門サイト 「ブラックリストとは」について

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山下江法律事務所 [ホームページ]

弁護士 山下江

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TEL:0120-7834-09

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