コラム

 公開日: 2013-12-03  最終更新日: 2014-07-04

広島の弁護士・江さんの何でも法律相談「過払い金返還請求には時効があるのですか?」

広島 山下江法律事務所
2013/12/2(月)15:30頃~FMちゅーピー(76.6MHz)
「なやみよまるく~江さんの何でも法律相談」での、
OA内容をお届けします。(※内容を要約しております)
今回のテーマは、
「過払い金返還請求には時効があるのですか?」
過払い金 相談 広島

■過払い金返還請求には時効があるのですか?

Q:今月は、債務整理をテーマに、皆様からの悩みに答えています。
 今日の相談者は40歳の女性の方です。
 「江さん、丸子さん、はじめまして。
 私は、8年前、消費者金融から借入をしていました。
 既に完済しているのですが、最近テレビやラジオで過払い金の問題を耳にすると、もしや自分もと考えてしまいます。
 私にも過払い金があれば返還請求したいと思いますが、もう8年前のことです。過払い金の返還請求には時効があるのでしょうか。
 教えてください。」
という内容です。
 江さん、過払い金の返還請求の問題というのは、何年も前から話題になっている問題だと思いますが、まだお悩みになっている方が多いということでしょうかね?

A:そうですね。
 この問題はまだまだ多くの方がお悩みのようですね。
 さて、このご質問の女性の場合、8年前に借り入れた借金を返済した際に生じた過払い金返還請求に時効があるかどうかというお問い合わせですね。

Q:はい、江さん、この番組でも何度か取り上げましたが、まず「過払い金」についてから、ご説明いただけますでしょうか?

A:そこから、説明しましょうね。
 まず、「過払い金」とは、債務者が貸金業者に返し過ぎたお金のことを言います。
 これは多くの方が理解されていると思います。
 ではなぜ、「過払い金」が発生するのでしょう?
 丸子さん、覚えていますか?

Q:確か、利息制限法という法律に定められている金利と他の法律での金利に差があって、罰則のないグレーゾーンがあったような・・・・

A:そうですね。
 利息制限法に規定されている上限金利は、10万円未満が年20%、10万円以上100万円未満が年18%、100万円以上が年15%です。
 これに対して、平成22年改正前の出資法に規定されていた上限金利は年29.9%で、これを超えると罰則がありました。
 この29.9%の金利と利息制限法で定められた上限金利の間の金利は、違法でしたが罰則がない、これがグレーゾーンと呼ばれているもので、消費者金融の多くはこのグレーゾーン金利にて貸付を行っていたのです。
 弁護士が債務者の代理人として介在して、利息制限法を超える金利は、違法な金利をとったことになるので、それを返還せよと請求をしてきたわけです。

Q:その払い過ぎているお金を取り戻すのが過払い金返還請求ですよね。

A:はい、そうですね。

Q:ところで、過払い金がどの程度あるかですが、どのように計算すればいいのでしょう?

A:過去の返済実績を元にして、前に述べました利息制限法に従った返済だった場合には、どうなっていたかを、引き直し計算をすることです。
 が、なかなか難しいかもしれませんので、よくわからない場合は、法律の専門家である弁護士にご相談なさるのがよろしいかと思います。
 私の主宰する山下江法律事務所では、個別無料相談も行っていますので、ご利用いただければと思います。

Q:もし、取り戻せるお金があるのであれば、是非、取り戻すべきですよね。
 心当たりがある人は、地元広島の山下江法律事務所に相談に行っていただきたいですね。
 さて、ご相談にあった、過払い金の返還請求には時効はないのですか?という点についてはどうでしょう?

A:はい、時効はあります。
 消費者金融との最後の取引から10年で過払い金返還請求権は時効にかかります。
 すなわち、消費者金融への最後の支払いが、過去10年以内であれば、支払い過ぎた利息を取り戻せる可能性が高いということです。
 最後の取引きから10年とはいえ、時間に限りがあるわけですから、先延ばしにせず、早めに請求手続きをされることをお勧めします。
 過払い金の返還請求が増えているということは、対象の消費者金融会社が多額の返還を要するため、資金繰り困難で倒産する可能性もあります。
 是非、早めに対処されるように申し上げます。

Q:そうですね。
 時効は迎えていなくても、請求できる相手が存在しないとなると、困りますからね。
 相談者の方は、完済して8年ということですから、是非、過払い金返還請求をしていただきたいですね。
 ここで簡単に、過払い金の返還請求の手続きの流れを教えていただけますか?

A:はい。
 当事務所の弁護士に依頼していただいた場合の手続きの流れを説明しますね。
 まず、お話をいただき、弁護士委任契約を交わしたら、弁護士から債権者に、過払い金の返還請求の手続を受任した旨を記載した受任通知書を発送します。
 この通知が届けば、たとえ、ご依頼時に返済が残っていたとしても、返済・取り立てなどの請求はストップされます。
 次に弁護士がこれまでの取引経過を取り寄せ、利息制限法に基づき、引き直し計算します。
 この計算により過払い金が発生していれば、債権者に請求し、過払い金返還の交渉をします。
 こうして交渉が成立すれば、過払い金の返還を受けることになります。
 交渉がまとまらない場合は、過払い金返還請求訴訟を起こします。
 最近は、訴訟になるケースが多いです。
 訴訟中に和解がまとまれば期日を定めて過払い金の返還を受けます。
 和解がまとまらなければ、判決を待つことになります。

Q:流れを簡単に説明いただいただけでも、個人で請求手続きをするのは、大変そうですね。

A:そうですね。
 できないことではありませんが、債権者によっては、取引当初からの明細を出さなかったり、過払い金の返還に同意しない場合があります。
 そのような場合、やはり個人では太刀打ちできないことも多々ありますから、弁護士など専門家に任せる方がお勧めです。
 また、ご依頼者の中には弁護士報酬が払えるか…と、心配される方もいらっしゃいますが、当事務所では、完済事案の場合、回収金額を超える弁護士報酬はいただきませんので、安心して、ご相談いただければと思います。
 ちなみに債務整理の相談は、当事務所では、何回でも無料です。

Q:相談は無料なんですね。
 しかも地元広島の法律事務所で相談できると身近で安心ですね。
 ひとりで悩まず、まずはご相談されてみてはいかがでしょうか?
 本日は過払い金返還請求について教えていただきました。


■次回のテーマ
「 自己破産すべきかどうか悩んでいます」について
2013/12/9(月)15:30頃~ FMちゅーピー(76.6MHz)

■借金問題「過払い金返還請求」についてはコチラ↓↓↓
http://www.hiroshima-saimu.com/115/

■借金問題に関するバックナンバー
・「過払い金返還、弁護士と司法書士の違い」 2013/6/25OA
 http://mbp-hiroshima.com/law-yamashita/column/6876/ 
・「自己破産のメリットとデメリット」 2013/6/17OA
 http://mbp-hiroshima.com/law-yamashita/column/6852/
・「数年前に完済していても、過払い金返還請求は可能か?」 2013/6/10OA
 http://mbp-hiroshima.com/law-yamashita/column/6771/
・「過払い金返還請求するとブラックリストに載る?」  2013/6/3OA
 http://mbp-hiroshima.com/law-yamashita/column/6765/
・「江さんに、質問!」 2012/1/30OA
 http://mbp-hiroshima.com/law-yamashita/column/3912/
・「家を守りながら借金を整理したい」 2012/1/23OA
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・「会社を倒産して、夜逃げをしようと考えています」 2011/2/28OA
 http://pro.mbp-hiroshima.com/law-yamashita/column/1229
・「消費者金融からお金を取り戻せますか」 2011/6/13OA
 http://mbp-hiroshima.com/law-yamashita/column/2016

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