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地域おこしの指導から経営改善のお手伝いまで(1/3)

ソーシャルビジネス古川充行政書士事務所、古川充さん

第3セクター方式で「君田温泉森の泉」を立ち上げ成功へ

 「第3セクターといえば、赤字の事業でマイナスイメージを思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、都市部と地方では全く状況が異なります。農山漁村での町おこしに民間企業を誘致しようとしても、労働や雇用、交通アクセスの問題があり、難しいのが現状。地方にこそ第3セクターは必要で有効な方法です」。豊かな自然に囲まれた三次市君田町にソーシャルビジネス古川充行政書士事務所を構える古川充さんは、はっきりと話します。

 第3セクターは、国や地方公共団体等の行政と民間が合同で出資し経営する企業形態をいいます。もともと古川さんは行政である神奈川県庁に就職し、その後奥様の地元である君田村役場に勤務します。そしてこの地に移ったことをきっかけに、君田温泉を中心とした第3セクター株式会社「君田21」の設立に尽力します。
 煩雑な申請書類を一手に引き受け、住民参画、住民出資を呼びかける説明会を何度も開き、民間の建設業等6社と地域住民148名の出資を受けることにつながりました。設立後は自ら現場に立ち、会社を育てたいとの想いできっぱりと役所を退職、平成16年より5年間「君田温泉森の泉」の常務取締役・支配人に就任します。第3セクター事業とはいえ、企業である以上利益が求められます。採用、賃金、労働条件や社員教育等問題が山積みだったといいます。
 「例えば出勤時刻の5分前に来て掃除をすることなどサービス業の経営としてあたりまえの事を言い続け、社員にも求めました。反発も多く、かなり叩かれましたよ」と穏やかに設立当初を振り返ります。
君田温泉森の泉のオープンで、70人を超える雇用を生み、年間4万人ほどだった君田への来訪者は20万~30万人に増えました。古川さんは君田温泉森の泉を毎年黒字経営という大成功に導いたのです。
「これまでの経験で、地域おこしのノウハウを豊富に蓄積しています。まちの活性化から経営改善のお手伝いまで、まずはご相談ください」。

<次ページへ続く>

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