コラム

2016-06-08

『介護支援取組助成金の申請が増えています』

「介護支援取組助成金」は、従業員の介護離職を未然に防止す
るため、職業生活と家庭生活の両立支援に取組む事業主を支援
することを目的に平成28年4月から新設された助成金です。

今、この助成金の申請が、早々に予算を消化してしまう勢いで
増えています。介護休業取得者の実績がなくても、介護休業制
度を社内の従業員に周知するために、アンケート調査や社内の
勉強会を実施すれば申請できるという簡便さがその理由のよう
です。

従業員が仕事と介護を両立しやすい雇用環境をつくれば利用で
きる助成金です。一度ご検討ください。

■支給額
1企業1回のみ:60万円

■支給要件
支給要件は次の1から3の要件だけです。
取組内容もそんなに難しいものではありません。

1.仕事と介護の両立に関する以下の3つの取組を行っている
  こと。

(1)従業員の仕事と介護の両立に関する実態把握
原則として、雇用する雇用保険被保険者全員を対象に、厚生労
働省が指定するアンケート用紙によるアンケートを実施し、結
果を所定の報告書にとりまとめることが1つ目の取組です。
※アンケートの回収率が3割以上または回収数が100以上で
あることが条件です。対象従業員が1名でも利用できます。

(2)介護に直面する前の従業員への支援
厚生労働省が指定する資料に基づいて社内研修を実施してその
結果を記録し、従業員に所定のリーフレットを配布することが
2つ目の取組です。

(3)介護に直面した従業員への支援
仕事と介護の両立に関する相談窓口を設置して、その旨を従業
員に周知することが3つ目の取組です。

2.介護休業の制度および所定労働時間の短縮等の措置につい
  て、就業規則または労働協約に規定していること。

3.仕事と家庭の両立支援についての取組を紹介する「両立支
  援のひろば」というサイトに介護休業関係の両立支援の取
  組を登録すること。
※「両立支援のひろば」https://www.ryouritsu.jp/

助成金を受けるための要件はこの3つだけです。使用するアン
ケート用紙や研修資料、配布用のリーフレットは厚生労働省の
所定のものを利用するだけです。

この機会に仕事と介護の両立に関する雇用環境整備に取組んで、
助成金の活用を検討されてはいかがでしょう。

この記事を書いたプロ

石田雄二税理士事務所 [ホームページ]

税理士 石田雄二

広島県広島市南区的場町1-1-21 クリスタルタワー3F [地図]
TEL:082-264-9024

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
石田雄二プロ

中小企業の財務機能を強化し、経営をサポート(1/3)

 「会社の設立を考えている方のお力になります。ぜひ、ご相談下さい」と、真摯なまなざしで熱く訴えかける石田雄二さん。会社設立と銀行融資に特化した税理士事務所の代表で、税務書類の作成などの一般的な税理士業務に加え、中小企業の経営コーチの役割も担...

石田雄二プロに相談してみよう!

中国新聞社 マイベストプロ

起業家向け経営トレーニング、銀行融資サポート

会社名 : 石田雄二税理士事務所
住所 : 広島県広島市南区的場町1-1-21 クリスタルタワー3F [地図]
TEL : 082-264-9024

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

082-264-9024

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

石田雄二(いしだゆうじ)

石田雄二税理士事務所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
プロのおすすめコラム
中小企業と持たざる経営

「持たざる経営」が称賛された時期があります。今でも、生産設備を自社で保有せず、好調な業績を上げているファ...

[ 経営 ]

一般社団法人という選択

一般社団法人は、登記のみで設立することができます(一般社団法22)。社員が最低二人以上で設立が可能であり...

[ 会社設立 ]

『新規事業の数値計画を作成するコツ』

先日、あるお客様の新規事業計画書の作成をお手伝いしました。ある商品を仕入れてインターネットで販売する事業...

[ 銀行融資・補助金 ]

『業務改善助成金の拡充について』

業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者が生産性向上のための設備投資等を行い、事業場内で最も低い賃金を一...

[ 銀行融資・補助金 ]

『営業利益率+5%を目指しませんか?』

■年商約5億円、営業利益約1,000万円(減価償却費約1,500万円)の飲食業を経営しておられる社長様から...

[ 経営 ]

コラム一覧を見る

コラムのテーマ一覧
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ