コラム

 公開日: 2016-01-29 

『保証付き融資リスケジュール時の注意点』

リスケジュールの依頼に対して、せっかく金融機関から了承を
得たにも関わらず、信用保証協会の追加保証料が用意できない
ためにリスケジュールが実行できない・・・というケースがあ
ります。

保証料とは、企業が銀行から融資を受ける際に、信用保証協会
に保証をしてもらう対価として支払う費用です。保証料は、企
業の経営状況や保証制度によって異なりますが、概ね保証金額
の0.5%~2%程度です。

保証料は保険料ではない点にも注意が必要です。企業が銀行に
支払いできなくなった場合、信用保証協会は、企業の代わりに
残債を銀行に支払いますが、これで借入が帳消しになる訳では
ありません。信用保証協会は、銀行に支払った金額を企業側に
請求します。

また、保証料は利息と違って、借入時に借入期間分の全額を一
括で支払うのが一般的です。(分割支払い制度もあります。)
一括払いですので高額になりますが、借入時は融資金から差し
引かれますので、支払いに苦労することはないはずです。

保証料は、融資残高に保証料率をかけて計算します。リスケジ
ュールで1年間返済をストップした場合、当初の約定どおりに
融資残高は減っていきませんので、リスケジュールの実行時に
保証料を再計算すると追加保証料が発生します。借入残高によ
っては、100万円単位になることもあります。

仮に高額の保証料を支払ったとしても、そのまま約定どおりに
返済するより、リスケジュールをした方が資金繰りは楽になり
ます。銀行からは承諾が取れているのに、目先の保証料が用意
できないためにリスケジュールができないのは残念です。

会社や店舗をやめる時にもお金がかかるように、保証付き融資
をリスケジュールするときにも追加で保証料がかかります。資
金繰りが厳しいと感じたら、ぎりぎりまで粘るのではなく、余
裕を持ってアクションを起こすことをおすすめします。

この記事を書いたプロ

石田雄二税理士事務所 [ホームページ]

税理士 石田雄二

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