こだわりの家づくりのプロ

初﨑敏弘

はつざきとしひろ

株式会社家達

[ 広島市西区 ]

コラム

 公開日: 2017-09-12 

ヒートショックの原因は部屋の温度差。SW工法なら温度差解消

ヒートショックは命に関わる重大な問題です。徐々に認知率が上がっているとは言え、まだまだ十分ではありません。

温度差がその原因として指摘されていますので、部屋と廊下、脱衣所と浴室などの温度差を軽減することで、ヒートショックの危険を減らしましょう。

ヒートショック現象とは?

ヒートショックは、家の中の温度の急変によって血圧が上下に変動し、身体がダメージを受けることを言います。とくに寒い冬に発生することが多く、注意が必要です。

冬、暖房の効いたリビングから、風呂場へ移動したとしましょう。リビングにくらべ廊下は寒く、ここで温度の急激な変化にあうことになります。すると体は体温を一定にキープするために血管を収縮させ、熱が外に逃げないようにします。そして、血管が収縮すると、血圧が上昇します。
次に、風呂場に入り、湯船につかるとどうなるでしょう? 今度は体がお湯に温められることで血管が開き、その結果、血圧は低下します。

リビングから湯船につかるまで、家の中の距離も時間も短い動きのなかで、血圧の急激な変化があるわけです。

問題なのは、血圧の急激な上昇は脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こす原因になることです。また、急激な血圧の低下は失神をもたらすおそれがあります。

脳出血や脳梗塞、心筋梗塞が命の危険につながるおそれがあることは言うまでもありません。そして、湯船の中で失神した場合どうなるでしょう。入浴時の急激な血圧低下によって失神し溺死するケースは、入浴時のヒートショックの典型的な例と言われています。

ヒートショックになりやすい人

入浴に関連した事故の実態調査によると、年間約1万9000人もの人が入浴中の事故にあっており、事故による死亡者数は年々増加、その数は交通事故死亡者数の約4倍とされています。その大きな要因の一つが「ヒートショック」なのです。

また、東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)は、ヒートショックの危険性が高い人として、高血圧や糖尿病の人・動脈硬化のある人をあげていますが、とくに高齢の方への注意を呼びかけています。高齢の方は血管が弱くなっているため、血圧変化をきたしやすいからです。

このほか、肥満気味の人、睡眠時無呼吸症候群など呼吸器官に問題がある人、熱い風呂が好きな人も注意する必要があるとされています。

ヒートショック対策

ヒートショックを起こす原因は、家の中の「急激な温度の変化」です。ヒートショック予防対策として最も有効なのは、この「急激な温度の変化」をなくすこと、家の中の温度差をなくすことになります。

とくに衣服を脱いで裸になる脱衣所には暖房器具を置き、リビングなど暖かい部屋と脱衣所の温度差をできるだけ小さくしておくことをおすすめします。

また、浴室暖房の設置も考えたいところです。古いタイプの浴室の多くはタイル張りですが脱衣所と同じく冷え込みやすい場所です。浴室の温度が15℃以下になると暖房使用を促すサインが点灯する機能を持った機種もあり、ヒートショックの予防に使うことができます。

浴室暖房が設置できない場合、湯船のふたを開けておき、浴室全体をあたためておくのも効果的です。

また「お風呂は熱いほうが好き」という方も、まずは38度~39度程度の湯にし、追い焚きなどで徐々に温度を上げることをおすすめします。最初から熱い湯に入るのは心臓への負担が大きくなるからです。

家の温度差をなくすSW工法

ヒートショックは温度差が10℃以上あるとリスクが高まると言われています。しかし、日本のほとんどの住宅は、暖かいリビングと暖房のない脱衣所やトイレ、廊下との温度差が10℃を超えるとされています。

ヒートショックの予防対策という観点から見ればリスクを抱えた状態です。こうした状態を解消するために求められるのが、高気密・高断熱と家全体の計画換気です。

SW(スーパーウォール)工法は高い断熱性能を持ったパネルで家全体を多い、外部の温度を遮断します。つまり、外気温の影響をできるだけ抑え、その一方、家の中の暖かい空気を逃しません。

そればかりではなく、SW工法の大きな特長は、家の中の温度差をなくす点にあります。

たとえば寒い冬、リビングの室温は23℃、そして、トイレは20℃というように、温度差が少ない家を実現します。SW工法の家の高断熱性、そして高気密性と家全体の計画換気が有効に働いているためです。

ヒートショックは寒い冬に起こりやすくなり、冬場、ヒートショック関連で倒れる人の数は、夏場の10倍以上になるのです。

ヒートショックの認知率は徐々に向上していますが、まだ十分とは言えません。ある企業がヒートショックの認知率を調べた調査では、ヒートショックを起こしやすい世代である70歳代が最も認知率が低く、6割の人しか知らなかったという結果も出ています。

ヒートショックは命に関わるものです。SW工法は、家の中の温度差をなくしヒートショックを予防するのに適した工法のひとつです。

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初﨑敏弘

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