コラム

2012-03-07

「未来への準備」

月に一度、東京でセラピストを対象にセミナーを開催していたときのこと。
「お客様を迎える上で一番大事にしていることは何か」を尋ねた。

右肩上がりに売上を伸ばしているセラピストは
「しっかり準備をすることです」と答えた。

その準備とは、朝起きてクライアントを迎え入れるまでに
やるべきことを、毎日欠かさずこなすことだそうだ。

たとえば、掃除をして、アロマを焚き、タオルをたたみ直し、
看板を拭き、手にクリームを塗ってマッサージをするなど。

店も自分自身も、日常のざわついた状態でお客様を迎え入れる
ことのないよう準備をするということだった。

///////////////////

今や、世界のヒーローであるイチローも「準備」という言葉をつかう。
子供のころからグローブの手入れを欠かさない。

「ピカピカに磨いたグローブで練習するから上手くなるのだ。
どうせ汚れるからといって汚れたままのグローブで練習するのは違う」と。

“燃える男”と呼ばれた星野仙一氏も、日頃の準備があれば
急場で慌ててミスをすることはないという。

日頃の準備を怠るから、いざというときにおかしなことになるのだと…

///////////////////

職場でいえば、当たり前と思われるルーティンワークを
おろそかにしないということなのだろう。

わかっていてもつい気を抜いて、手を抜いてしまうことがある。
「未来への準備」とは、事が起きる前の日常から始まっているのだ。

「未来への準備」をもし「段取り」と考えるなら、
それは、成果の大きな決め手になるかもしれない。

そう「未来への準備」は毎日ぬかりなく…と、
意を新たにするのも、何を隠そう先日、出張に財布を忘れ2日間、
大変な思いをしたからだ!

まったくもって他人に言えた義理ではないのだけど
「未来への準備」大事ですね……

織田直子


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