コラム

2012-02-06

「ちょっと気になる“ね”」

お世話になっている方から、テレビでアナウンサーが使う
「○○ですよね」という言葉が、気になるというメールをいただいた。

たとえば、ニュース番組で男性アナウンサーが「これは、○○ですよね」といえば、
相方の女性アナウンサーも「そうですよね」という相づちをうつというパターン。

この「ですよね」は、柔らかく強要されている感じがして違和感があると、
おっしゃるのだ。それは、単にあなたの見解なのに、なぜ押し付けるのか、、、と。

そう言われると、日常でもよく耳にしているような気がする。
私自身も「ですよね」と、やっていることは多々ある。

無意識に使っている言葉、悪気のない言葉でも
不快感を与える言葉はあるのだと、あらためて気づく。



///////////////////

私が個人的に、気になるのは「○○はですね…」という言い回し。

「これはですね、こうしていただいてですね、
こんな感じになっているんですね」というような「ですね」。

「私はですね、先日東京でですね、セミナーに行ってですね…」
「部長はですね、本日は出張ですのでね、企画書はですね…」など。

特に、最初の主語の部分の「ですね」が気になる。
「これは」「私は」「部長は」と、なぜ言い切ることができないのだろう。

この場合「ですね」は、明らかに余分な言葉。
ない方がスッキリするはずなのだけど。

///////////////////

そうはいっても、誰でも言葉のリズムを持っている。
口癖や文脈の長い短いは、その人の持つリズムで、無意識のうちに
そうなってしまっていることが多い。

だから万一、悪い癖があっても、誰かに指摘してもらわない限り
直らないことが多い。

「〜はですね」という前置きがないと、次の言葉が出てこない人は要注意。

「〜は」とした方が、無駄な贅肉を削ぎ取ったボディのように口調もすっきり
聞こえるはず。

無意識で使っている「ね」には、ちょっと気をつけたいです「ね」。

織田直子

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