コラム

 公開日: 2012-01-16  最終更新日: 2014-07-04

「たかがプレゼン、されどプレゼン」

「プレゼン」と聞くと、何やら身構えてしまいがちだけど、
目的は、聴き手に「何が言いたいのか」が伝わり、その結果、
こちらの思い通りに聴き手に「動いてもらう」こと。

だから、必ずしもパワーポイントの資料が必要なわけではない。
ほかにもっと効果的な方法があるなら、そっちを採択すればいい。

模造紙に手書きをしたアナログ資料のほうが、説得力があるならそれでいいし、
話術に長けているなら、資料は不要ということもあるかもしれない。

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プレゼン=パワーポイントみたいな認識が定着したのはいつ頃からだろう?
少なくとも、パソコンが世に普及してからに違いない。

今は、それほどでもないが、パワーポイントを巧みに操り、
デザインや音声、演出に凝った資料をこれ見よがしに操作するのが
かっこいいと見なされていた時代があった。

そのせいか、今でもこのデジタル機器に依存しすぎの傾向がみられる。

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「プレゼン」を指導していて、一番良くないなぁと感じるのは、
パワポ(パワーポイント)の資料を、ただ読むだけというプレゼン。

スクリーンに映し出された文字を読むだけなら、忙しい人達が
一堂に集まる必要はない。

スクリーンの文字を読むということは、視線もスクリーンの方に
向いていて、聴き手を見ていないことになる。

こんなプレゼンだと、開始3分後から聴き手は退屈になり、
頭の中では、他のことを考えていたりする。



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どんなに素晴らしい資料があっても、資料は「副」。
「主」になるのはプレゼンターの熱意と語り口。

だからプレゼンをする際は、限られた準備時間の半分は、
「話術」に費やしてほしい。

パワポの資料ができ上がってからが、プレゼン練習の始まりなのだ。
でも普通は、パワポができたらほぼ完成したような気持ちになる。

あとはこのパワポ通り、間違いなく進めればいいだけだ……と。

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この週末、名古屋の企業でプレゼン指導をして、あらためてそう思った。

まずプレゼンの認識からあらためよう!
プレゼンに才能は要らない。ポイントを押さえて練習すれば誰だって上手くなる。

とはいえ少なくとも、結婚している人はプレゼンの才能があるはず。
だって、一人の女性(男性)を口説いて結婚に至るという、素晴らしいプレゼンができているのだから!

織田直子

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