コラム

 公開日: 2011-10-21  最終更新日: 2014-07-04

「間違えやすい一語」

これはよく言われることだけど、「とんでもない」という言葉を
丁寧に言うために「とんでもございません」としてしまうのは間違い。

「めっそうもない」を、「めっそうもございません」としてしまうのも
同様の間違い。

なぜなら、「とんでもない」「めっそうもない」は一語だから。
丁寧に言うなら「とんでもないです」「とんでもないことでございます」などになる。
「めっそうもない」なら、「めっそうもないです」「めっそうもないことでございます」。

一見、合成語に見える言葉は、漢字を書く時も間違えやすい。
以下はどうだろう?

///////////////////////

(1)あの人、あなたを「心よく」思ってないみたい
(2)昔のことを「返り見る」ゆとりがなかった
(3)「かんが見る」に、これはあの時の事件と酷似しいている
(4)人間不信に「落ち入って」はいけないよ
(5)あの人は信念を「つら抜いて」生きている

///////////////////////

以上は、全部一語なので下記の通りとなる。

(1)「心よく」・・・・・快く
   気持ちや気分がいいことで「心がいいこと」ではない

(2)「返り見る」・・・・顧みる
   ふりむくこと。過去を思い出すこと

(3)「かんが見る」・・・鑑みる
   先例や他の事例と比べて考えること

(4)「落ち入って」・・・陥って
   とても多い間違い。落ち込むこと

(5)「つら抜いて」・・・貫いて
   最後までやり抜くこと

//////////////////////



間違って使っても意味は通じるし、友達同士なら間違っても
なんてことはないのだけど、普段やっている通りが
いざというときにも出てしまうもの。

もっとも、パソコンや携帯でメールを打つときは、正しい
漢字がパッと出てくるので、間違えようもないかもしれないけれど。

2011年10月21日

織田直子

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株式会社 アクエリアス情報研究所 [ホームページ]

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