コラム

2011-09-06

「“頑張る”?“頑張らない”?」

実は、私は「頑張って」という言葉が好きではないのです。
かといって、今流行の「頑張らない生き方」みたいな、妙に
ゆるゆるな感じも好きではないのです。

、、、とまあ、私の好き嫌いはどうでもいいのですが、
「頑張って」という言葉は、ちょっと気をつけたい言葉です。

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なぜなら、もともと「頑張る」とは
 1、我意を張り通す
 2、忍耐して努力する

と、辞書には書いてあります。
この意味からも分かるように、相手に「努力を要請する」表現なので、
まず目上の人には使えない言葉です。

でも、とてもイージーに使える言葉ですよね?
何かあれば、「ガンバって!」と言っておけば間違いないみたいな(笑)

//////////////////////

私のコミュニケーション講座では、「頑張って」と言わないで、その気持ちを
表現するというトレーニングをすることがあります。

たとえば、これから大事な試験に向かう先輩に、どのように
声をかけたらいいか、、、

つい、言いたくなりますよね?
「先輩!頑張ってくださいね」と。



//////////////////////

この際、相手の行動を言うのではなく、自分の思いや行動に
切り替えた表現をすると、比較的簡単に言葉がみつかります。

「ご健闘を祈ってます」
「上手くいくといいですね」
「成功をお祈りします」などなど

///////////////////////

ちなみに「頑張る」ではなく、「顔晴る」という当て字を使うことも
あるようですが、語感でいえば「がんばる」という濁音の多さが、
響きとしてもあまり美しくない。

「頑張る」でもなく「頑張らない」でもなく、
「熱中する」「夢中になる」とか、「力を抜く」とか
似たような言葉で、ステキな言葉は他にもたくさんありますよね。

2011年9月6日

織田直子

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