コラム

2011-07-25

話し方教室「逆説の接続詞“~が”に要注意!」

スピーチや発表を聞いていて、とても気になるのは、
逆説の接続詞「~が」の使い方。

たとえば、
「花火大会に行きましたが、とてもきれいでした」
というのは、おかしい。

「~が」が、逆説になっていない使い方です。

ここで言う「~が」は、時系列で文をつなげているだけで
本来は不要なのです。

「花火大会に行きました。とてもきれいでした」
これで意味はわかります。

//////////////////

本来、逆説の接続詞、「しかし」「ところが」「~が」は、
前の文と反対の文をつなぐときに使われます。

「会議をしましたが、意見はまとまりませんでした」
「急いでいきましたが、間に合いませんでした」
というように使うのならOKということです。

/////////////////

スピーチのときに、逆説ではない「~が」が増えると
冗長な話になります。

「昨日は家族でプールに行ったのですが、子供が喜んでくれて
いい休日になったのですが、帰りの道が渋滞で途中でガソリンスタンドに
寄ったのですが・・・」

のような展開になると、主語と述語の関係が曖昧で
ダラダラとした印象の、わかりにくい話になります。

また、こういう話をする人に限って、「えー」とか
「あのー」というフィラーが多い。即ち聴きづらい。即ち伝わりづらい。

構成が練れてないから、話している本人もよくわからないまま
思いつくままに話していることが多いパターンです。

//////////////////

話しは不用意に「~が」で続けない。
「です」「ました」などで、スパッと言いきる。

これを実践するだけでも、スピーチがシェイプアップされ
すっきりと聞こえる。

この夏、ウエイトとともにスピーチも贅肉をとって
スリムになるって、いいと思いません?

2011年7月25日

織田直子

この記事を書いたプロ

株式会社 アクエリアス情報研究所 [ホームページ]

講師 織田直子

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