コラム

2011-07-21

話し方教室「聞き手を巻き込む話し方」

立て板に水のごとくペラペラ話す人。
これは、話し上手とは言わない。

なぜなら、聞き手はたいがい「よくしゃべる人だな」なんて考えて、
およそ話の内容とは関係のないことを考えているからだ。

こんな人は、「伝えたい」意欲よりも「しゃべりたい」意欲のほうが
勝っているのだろう。

話の上手な人は、聞いている人を知らない間に
話題の中に引き込んでしまう魔力がある。

落語などは、まさに魔力だろう。
聴衆は落語家というフィルターを通して、八っつさんやクマさんを
目の当たりにしているような錯覚に陥る。

////////////////

落語のような名人芸は素人にはできないものの
聞き手の意識をそらさない方法は、工夫次第でなんとかなる。

私がよくやるのは、思い出したような問いかけをする。
「、、、で次はどうなると思う?」
「これについては、違うと思う?」
「あなたなら、どうする?」

などと言って、聞き手をイヤでも巻きこんで、参加させるのだ。
これを私は「参加型話術」と勝手に名付けている。

////////////////



よく、会議などの最後に「何か質問はありませんか?」と
問いかけるスタイルを見るが、あれはたいがいシーンとなる。

反応が欲しい場合は、
「○○の案について、個別の意見を聞かせてください」などの
具体的な問いかけをした方がいい。

聞き手の心理状態を計りながら、退屈させない工夫をし
臨場感を増していくことが、話し上手への一歩となる。

2011年7月21日

織田直子

この記事を書いたプロ

株式会社 アクエリアス情報研究所 [ホームページ]

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