コラム

 公開日: 2011-05-25  最終更新日: 2014-07-04

話し方教室「それは“食らって”ください」

「はあ、その件については、大変ご迷惑をかけたので
お客様に大目玉をいただきました・・・」

神妙な面持ちで、そんなこと言われてもなぁ~、
間違ってるよ、気持ちは分かるけど、いや、その言い方。

「大目玉」は、「大目玉を食らう」という慣用句なので
いくら相手がお客様でも、「いただく」ものではないのだ。

ついでに言えば「お目玉」も同じ。
「お目玉を食らう」なので、「お目玉をいただく」とか「もらう」
なんて、ものじゃない。

そこは「食らう」ところ。

/////////////////////

日頃の何気ない会話の中で、ふと立ち止まりたくなる
間違いって、意外にあるもの。

下記はどうかしらん?

1、「あいつのやり方を見てると、頭をかしげるよ」

2、「ようやく仕事の目処が立ったんだ」

3、「ねえ、うまく口車を合わせてくれない?」

/////////////////////

いずれも間違い。

1、「頭をひねる」ならいいけど、かしげるのは「首」

2、目処は「立つ」のではなく「つく」。「目処がつく」

3、口車は「乗せる」もの。「口裏を合わせる」

/////////////////////

似たような言い回しがあるので、間違えてしまうのもよーくわかる。
私自身だって、ついおかしな言い方をしていることはあると思うし。

だからこそ気をつけたい。
知ってるつもりで恥をかくことってあるのよね。

織田直子

2011年5月25日

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