コラム

 公開日: 2011-04-21  最終更新日: 2014-07-04

話し方教室「張るのは“論陣”か“論戦”か?」


文化庁の調査では、言葉のしつけは「母から」が6割だそうだ。
子供のときに家庭で言葉遣いを注意されたのは
「母親から」が63.4%、「父親から」が25.6%というデータがある。

そこで今日は、間違えやすい慣用句を挙げてみたい。
下記は実態調査の結果。あなたはどちらの言い方を使うだろうか?

1、論理を組み立て議論を展開することを
  「論陣を張る」(25.3%)
  「論戦を張る」(35.0%)

2、卑劣なやり方で失敗させられることを
  「足をすくわれる」(16.7%)
  「足下をすくわれる」(74.1%)

3、全力で物事に取り組むことを
  「心血を注ぐ」(64.6%)
  「心血を傾ける」(13.3%)

(いずれも上の選択肢が、本来の言い方)

また、春の異動などで新境地で挨拶!という人によく見られる間違い。

4、未熟ですが、よろしくお願いしますと言うとき。
  「力不足ですが、一生懸命頑張ります」
  「役不足ですが、一生懸命頑張ります」

「力不足」は、役に対して力が足りないという意味。
「役不足」は、力に対して役が足りないという意味。

まったく逆の意味になるので注意したい。


織田直子


2011年4月21日

※明日は「話のさわり」「憮然」など・・・

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