コラム

 公開日: 2011-03-23  最終更新日: 2014-07-04

「あがり症をなおす」

講座風景
「あがり症をなおす話し方講座」を、NHKカルチャースクールで
開催して5年目になる。

毎年4月、10月に新クラスがスタートするので、
今日は半年間の最後の講座、総まとめをする。

半年前、「あがり症で人前にでたら頭が真っ白になるんです」と
しどろもどろ喋っていた生徒さんも、今では目線を上げて、原稿も見ないで
堂々とスピーチができるようになっている。素晴らしい!

とはいえ、実は「あがり」がまったくなくなるわけではない。
正常な神経の持ち主なら、いえ、多少たりとも“欲”があれば
何回ステージを踏んでもアガるものはアガる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私も未だ、アガる!
初めての会場で、初めての人達の前だと、心臓の鼓動がマイクを通して
聞こえるんじゃないかと思うぐらいドキドキする。

先日も、、、講演前にはスーツのテーラードの襟、左側が
バクバクという鼓動合わせて、微妙に揺れていた。
それを見ると益々緊張してクラクラしてきた。

そんなときは、この場を切り抜けて早く終えたい一心。
「終わってから美味しいビールを飲もう。
うまくできたら、今日はプレミアムにしよう」など考えている。

ここまでは多分、「あがり」で悩める多くの人と変わらないのだと思う。
私の場合は、このドキドキをリセットする方法を、意識的に使っているし、
生徒さんにも伝授している。

あえてタネあかしをするなら「行動をコントロールする」こと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私たちは、感情をコントロールすることはできないけど、
行動をコントロールすることはできる。

「行動は、感情に従う」ように見えるけど、逆も真なり。
「感情は、行動に従う」のだ。

誰でも、大きく振る舞うことで気持ちが大きくなったり、
堂々と歩くことで、気持ちがゆったりすることはある。

手の組み方を変えるとか、ゼスチャーをするとか、
自分のドキドキが落ち着く“ツボ”を探すことで、
「あがり」と同居できるようになる。

なんだそんなこと!と思う?
そう、なんだそんなことなんです。
でも、なんだそんなことが実体験でわかるまで苦労するんです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は講座のあとに飲み会あり。

生徒さんたちは、講座の時間だけは生徒さんだけど
それ以外の時間は、私が教わることが多い優秀な方々。

話し方の講座を通して、いい人間関係が育まれることも楽しみのひとつ。
苦手分野にチャレンジして克服できれば、自信につながる。
その自信が仕事にも、人間関係にも効いてくる。

今日のビールはきっと美味しいと思う。


2011年3月23日

織田直子

※「あがり」のおまじない、手のひらに「人」を書いて飲み込むって、
一層アガるような気がするのですが・・・

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